モズグス様フォーエヴァー

モズグス様フォーエヴァー

モズグス様フォーエヴァー 序文 モズグス様フォーエヴァー モズグス様言行録 モズグス様フォーエヴァー ルカとジェローム モズグス様フォーエヴァー ニーナの冒険 モズグス様フォーエヴァー そして、作品論へ

モズグス様フォーエヴァー そして、ベルセルク論

まず『ベルセルク」の面白さというか、ウリの部分で確認を取っておきましょう。細かいディティールまで練りこまれた世界観?主人公のガッツが時折見せる優しさ?…いや、それは違う。そうではないでしょう(笑) やっぱり『ベルセルク』の題名通り、「すげえ…

モズグス様フォーエヴァー ニーナの冒険

さて、いよいよニーナさんの話です。難民街で娼婦をやり、性病に冒された可哀想な娘。個人的に「生誕祭の章」は実はこの娘の物語がかなり主格に近いと思っています。ひたすら死を恐れ、怯える以外、何の主体も持ち得ないキャラのため、結局、これといった劇…

モズグス様フォーエヴァー ルカとジェローム

ルカの冒険 「断罪編・生誕祭の章」でガッツのいない場所、見ない場所に現れ、物語を支えたのはやっぱりこのルカ姉さんでしょう。アルビオンに流れ着いて娼婦となった浮浪の少女たちを取りまとめて共同体を作り、そのリーダー格に収まっています。 その迷わ…

モズグス様フォーエヴァー モズグス様言行録

今回「生誕祭の章」を解読して“ベルセルク論”まで持って行こう……かな〜?っと思っているのですが、とりあえず、モズグス様から行こうかなと。(実はモズグス様自身は“ベルセルク論”とはあんまり関わらず、ホントに「生誕祭の章」を盛り上げるためだけに存在…

モズグス様フォーエヴァー 序文

(※序)『ベルセルク』に登場した異端審問官“モズグス様”は奇妙な魅力があった。…と書いて賛成してくれる人はなかなかいないと思います(汗) 岩石を思わせる異様な風貌。絶対的信仰を根拠に、異教徒、犯罪者に残酷な刑罰を処して行く。人々に忌み嫌われた奇…